日本の鉱山史を体感・体験できる歴史文化ミュージアム 国の近代化産業遺産「鉱石の道」エリアは、日本有数の鉱山として古くから栄え、明治以降は日本の近代化を支えた大鉱山でした。 鉱山遺跡や古い町並み、鉱山独特の文化などが色濃く残り、日本で唯一、中世から近現代の鉱山の歴史、技術、生活史の変遷をたどることができる「歴史文化ミュージアム」ともいえる地域です。 「鉱石の道」の活動 養父市、朝来市、兵庫県では、地域のみなさんと一緒になって、鉱山遺産の活用をはかりながら地域活性化に取り組むため、平成19年(2007)に「鉱石の道推進協議会」を設立しました。 推進協議会では、「鉱石の道」の歴史、文化、景観が持つ価値や魅力を地域内外へ情報発信するとともに、それぞれの地域でも鉱山をより身近に体感できる体験坑道や、一円電車の体験運行、ボランティアによる町並み散策ガイドなど、様々な活動が進められています。 また、兵庫県中播磨地域の「銀の馬車道ネットワーク協議会」との連携をはじめ、他の様々な地域資源との連携による新たなツーリズムの創出にも取り組んでいます。 地域の元気を再び |
◆鉱石の道推進協議会…鉱石の道の価値、魅力の情報発信と地域活性化活用の推進 ◆「鉱石の道」明延実行委員会(養父市明延)…明延探検坑道、一円電車の保存、活用 ◆神子畑区(朝来市神子畑)…神子畑選鉱場跡地の公園、神子畑鋳鉄橋の保存活用 ◆口銀谷の町並みをつくる会…ボランティアガイドや鉱山文化の情報発信 ◆NPO法人いくのライブミュージアム…鉱山町の写真収集とデータ保存 ◆生野まちづくり工房井筒屋運営委員会…井筒屋の管理とひな祭り等地域活性化活動 ◆甲社宅運営委員会…旧生野鉱山職員宿舎・志村喬記念館の管理とイベント運営 ◆南の浅田邸管理委員会…口銀谷銀山町ミュージアムセンターの管理運営 ◆生野ひいきの会…会員制まちづくり基金による地域イベントなどの支援 ◆銀谷祭り実行委員会…銀谷祭りの開催 ◆へいくろう祭り実行委員会…生野銀山へいくろう祭の開催 |