「鉱石の道」に関する資料を探しています。

 

 「鉱石の道」は、養父市、朝来市にまたがる明延・神子畑・生野・中瀬の4つの鉱山を含むエリアのことを言います。平成 19 年に明延・神子畑・生野の3エリアが経済産業省の近代産業化遺産群に、平成29年には中瀬エリアが加わって日本遺産に認定されました。このエリアは、日本の歴史に深く関わりながら発展し、特に明治以降は西洋の鉱山技術を取り入れた近代化鉱山の第一号として日本の近代化を牽引してきました。「鉱石の道」には、今も色濃く残る鉱山遺産とともに、鉱山町の景観、歴史、生活、文化など様々な地域の姿があり、日本の鉱山史を丸ごと体感できる貴重な地域となっています。

 

 鉱石の道推進協議会は、「鉱石の道」が昭和62年の明延鉱山閉山・神子畑選鉱場閉鎖により長い歴史に幕を下ろした後、その活躍を後世へ遺し伝えるために様々な活動を行ってきました。

 しかし、閉山から35年が経過し、当時の様子がわかる資料や写真等が様々な理由により失われつつあります。

 そこで、当協議会では、今一度皆様のご自宅に眠る鉱山に関係する資料をご提供いただき、より深く「鉱石の道」を探求するとともに、その成果を地域の皆様へ還元しようという取組をスタートさせました。

 

 ご自宅の整理で押し入れの奥を探られる際など、「そういえばあんなこと言ってたな」と思い出していただきたい。そして、ご家族やご友人とお話しする際など、「なんか資料集めてたよ」と輪を広げていただきたい。

 貴重な遺産を次の世代へ継承するための最後のチャンスだと我々は認識しています。「鉱石の道」に関係する資料をお持ちの方は、是非ご一報ください。

 

 

 

〔概要〕

1.収集資料  「鉱石の道」エリアの写真、地図、手紙、日記、絵など

        いつの年代のものでも、どんなものでも構いません!

 

2.収集期間  令和6年1月12日(金)まで

        ※収集状況によって、2次募集を行います。

 

3.収集方法  ①該当の資料があれば、連絡様式に記入のうえ郵送またはFAXにてお送りいただくか、

         Emailに必要項目を記入の上送信してください。

         担当者から折り返しご連絡差し上げます。

        ②原本またはコピー(画像)等、

         ご提供方法は個別にご相談させていただきます。

 

4.その他   ご提供いただいた資料の保存・活用方法は

        「鉱石の道推進協議会」で検討いたします。

 

 

〔ご連絡・お問い合わせ〕

【養父市】

〒667-0198 養父市広谷250-1

養父市 教育委員会教育部 歴史文化財課

TEL:079-664-1628 / FAX:079-664-1147

Email: rekishibunka@city.yabu.lg.jp

 

【朝来市】

〒669-5153 朝来市山東町大月91番地2

朝来市 教育委員会事務局 文化財課

TEL:079-670-7330 / FAX:079-670-7333

Email: bunkazai@city.asago.lg.jp

 

【事務局】

〒668-0813 豊岡市幸町7-11

鉱石の道推進協議会

(兵庫県但馬県民局地域政策室地域づくり課内)

TEL:0796-26-3676 / FAX:0796-23-1476    

Email: tajimachiiki@pref.hyogo.lg.jp