「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」が日本遺産に認定されました!

姫路市、福崎町、市川町、神河町、朝来市及び養父市の6市町が申請を行ったストーリー「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」が、文化庁により日本遺産に認定されました。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を有する有形・無形の文化財群を、日本の文化・伝統を語るストーリーとして文化庁が認定するものです。地域が主体となり総合的に整備・活用し、国内外へ発信することにより地域の活性化を図ることを目的とします。
 

認定ストーリーの概要
「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 ~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~
兵庫県中央部の播但地域。そこに姫路・飾磨港から生野鉱山へと南北一直線に貫く道があります、”銀の馬車道”です。さらに明延鉱山、中瀬鉱山へと”鉱石の道”が続きます。
わが国屈指の鉱山群をめざす全長73kmのこの道は、明治の面影を残す宿場町を経て鉱山まちへ、さらに歩を進めると各鉱山の静謐とした坑道にたどり着きます。
近代化の始発点にして、この道の終着点となる鉱山群へと向かう旅は、鉱山まちが放ついぶし銀の景観と生活の今昔に触れることができ、鉱物資源大国日本の記憶へといざないます。